手汗がコンプレックス!手汗を改善するのは手術しかないの?

手汗がコンプレックス!手汗を改善するのは手術しかないの?

体温調節とは関係なく、異常に発汗して日常生活に支障をきたす状態を多汗症と呼びます。

 

特に手のひらの多汗症は手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)と呼ばれ、汗で手が滑ってものを落としてしまったり、本や書類が湿ったり、人に見られたり触られたりすることを恐れて対人関係に支障をきたすなど、社会生活に悪影響を及ぼすことがあります。

 

自分の意思では如何ともし難い手汗ですが、手掌多汗症は、病院で治療をすることができます。病院での治療というと、まず手術を思い浮かべますが、心理療法、外用薬または内服薬を用いた薬物療法などがあり、治療方法によっては健康保険が適用されます。

汗をかく不安に対処する心理療法

汗をかくという機能は、交感神経によって制御されていますが、ストレスや緊張などで交感神経と副交感神経の調節がうまくいかなくなると、大量に汗をかくなど多汗症の症状が現れることがあります。

 

これは精神性発汗と呼ばれており、人前に出るなど普段より緊張を感じる場面のほか、緊張してしまうのではないかという不安から、実際に緊張する前からすでに汗をかいてしまうこともあります。

 

また、他の人は汗をかいていないのに、自分だけ汗をかいているという事実から、さらに不安を感じて余計に汗をかいてしまうという悪循環を引き起こしてしまいます。

 

さらに汗をたくさんかいてしまうことが原因で、人に会うのが嫌になるなど、他の精神疾患を引き起こす危険もあります。特に几帳面な人や責任感が強く完璧を求める人は、汗を抑えたくても抑えられない状況を見過ごすことができず、深く悩んでしまう傾向にあるようです。

 

このようなタイプの多汗症は、汗を抑える対策よりも、まず不安の原因を取り除くことが重要だと言えます。カウンセリングや精神安定剤を用いた治療もありますので、気になるようなら、早目に医療機関を受診するのが良いでしょう。

外用薬、内服薬による薬物療法

汗が気になる場合は制汗剤を使う人も多いかと思いますが、病院では医薬品に分類される強力な制汗剤や、塩化アルミニウム液を処方してもらうことができます。喉の渇きなど副作用があるものもありますが、市販の制汗剤とは段違いの効果を実感できるようです。

 

このような外用薬のほか、エクリン腺の働きを抑える抗コリン剤や、漢方薬による治療を行っているクリニックもあります。

イオン発生装置で発汗を抑えるドライオニック

手術をしなくても手汗や足汗の発汗を抑えることができるとして、注目されているのがイオントフォレーシス療法と呼ばれる治療方法です。平たい容器に入れた水道水に微弱な電流を流して水素イオンを発生させ、そこに手のひらなど汗を抑えたい部分を浸すことで、汗を抑えるというものです。

 

電気分解で発生した水素イオンが汗腺に浸透し、汗を作るのに必要なイオンが細胞膜を移動するのを阻害して、汗の分泌を抑えます。

 

1回の治療時間は20分程度で、電流が流れる弱い刺激はありますが、ほとんど痛みは無いようです。しかし、効果が出るまで最低2週間程度継続して行わないといけないため、予定があってなかなか通院できない場合は難しいでしょう。

 

しかし、最近では家庭用に開発されたドライオニックという、アメリカ製のイオントフォレーシス療法用の機械が販売されており、病院に頻繁に通うのが困難な人には便利に利用できるのではないでしょうか。

まとめ

人にはなかなか分かってもらえない手汗の悩みですが、手術以外にも様々な治療方法があります。医療機関を受診することで、処方される便利な薬もありますから、一人で悩む前に病院で相談してみましょう。

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